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【1級着付け技能士 実技】なぜ「モデル動画」は少ない?俯瞰で見る25分通し練習のリアル

【1級着付け技能士】なぜ「モデル動画」は少ない?俯瞰で見る25分通し練習のリアル(記事アイキャッチ画像) 受検記

「1級着付け技能士 実技 モデル 動画」

こんなキーワードで検索しても、表示される結果はボディ(マネキン)を使った動画が多いですよね。もちろん私の検索方法が良くなかった可能性もありますが、受検生だった当時の私が切実に見たかったのは、「実際のモデルさんを使った実技練習動画」でした。

なぜか。これまでの記事をお読みくださった方はお気づきかもしれませんが、私が恐ろしく心配性で小心者であり、かつ「言葉だけで具体的な物事をイメージする力」が極めて乏しかったからです。

見当たらないなら公開します!実際のモデル実技練習動画

そこで今回は、ご参考までに私の実際の練習時の動画を添えます。
実際にモデルを務めてくれた娘とのモデル実技練習動画です。

あえて上からの俯瞰(ふかん)撮影を目指したのは、自分自身の動きのクセや、うるさい所作を客観的に確認したかったからです。

動画内でも、着付けは19分程度で終え、手直しに移行しています。
以前の記事でもお伝えしましたが、実際の受検本番では、20分を超えたタイミングでお草履を履かせ、手直しに入りました。

受検本番という極限の緊張状態でも「絶対にタイム内に終えられる」という安心感が心の底にあったのは、この動画のようにほぼ20分以内で着付けを終える練習の土台があったからです。

あえて「失敗した動画」を公開する理由

実は一点、こちらの帯結びの動きで失敗をしています。本番では決して行っていない動きです。
ふくら雀の羽を左右に作り、そこに帯枕を置くプロセスで、私はこの動画では信じられないほど愚かな作り方をしてしまっています。

ふくら雀の作り方は人それぞれで多様ですが、それにしても「いくらなんでもそんな作り方はしないだろう」というレベルです。あぁ、やっちまった。

だけど、それでも私は手を止めず、最後まで行いました。

はい、このことが、こちらの練習時での強烈な汚点となり、受検本番時に「絶対の帯結び」へと昇華させてくれた礎の一つとなりました。

ボディとモデルさんは全く別物です

ボディを使用した動画も大いに参考にはなります。しかし、当然ですがボディは動きません。技術者の所作次第でぐらつきはしますが、実際の試験でもモデルさんの動きはごく限られているので、見る側としては「ボディでもモデルさんでも、さして変化のない内容」に思えるかもしれません。

でも、当たり前ですが、ボディとモデルさんは違います。

『ボディで練習するのと、モデルさんで練習するのでは違うよ』

受検を志す前に耳にしたこちらの言葉。正直、ひねくれ者感強めの私だったからかもしれませんが、「そうですかぁ?」と半信半疑でした。当時の私には、その違いに気づく域にすら達しておらず、理解しがたいイメージだったのです。

いざ受検に向き合います。
ボディで出来ていたことが、モデルさんではできない。逆に、モデルさんで難なく出来ることが、ボディだとうまくできない。
なんなのでしょう。都度の練習時に、このような事柄が顔を出してくるようになりました。

タイム計測練習の鉄則:失敗しても絶対に止めない

だからこそ、これはマストだから必ずお伝えしようと思っていた事柄があります。
私は毎回、まずタイムを計りながら練習しました。そこでの本当に強めにお伝えしたい留意点として、「失敗しても止めないこと」。この一点を強めにお伝えしたいです。

どうしてか。
完成度を目指せば目指すほどに、練習時の失敗点は強烈な汚点として自分に印象づくからです。続けて、その失敗を整えようとする力が培われ、多少の汚点でも全体的なバランスとして見た時に整っている感に着地させられる力も養われると考えるからです。

動画のような「今日もなんでこんなところでやっちまったんだろう」という失敗部分は、タイム計測の練習が終わった後に、ゆっくりじっくりめにポイントレッスンを行い改善しました。

モデルさんが「踏ん張ってくれている」という真実

凄く地味で地道にコツコツ。
合格したからといって偉いわけでもなく、正直、着付けに資格は不要だから取らなくても良いのに、合格を目指して行う日々の練習。季節は酷暑。熱い志なんて持っていない筈なのですが、1級着付け技能士に合格するという事へ一心でした。

私が最終的に目指した着付けのタイム配分は「20分、残り5分で手直し」ですが、練習時、ボディではそうなったものの、モデルさんとではタイムが異なりました。

どう異なったのかというと、モデルさんだと着付けは18分~19分前後で終え、20分を切る前にお草履を履いてもらう練習時が多かったです。
理由は一つで、モデルさんが足を踏ん張って耐え抜いてくださっている証拠だと思っています。

ボディは時にぐらつきます。でも、何度もお伝えしていますが、実際の受検時では所作も絶対に注視されています。モデルさんがぐらつかないように配慮を心がけつつ、でも、それでも、モデルさんはじっと耐え抜いてくださっているのです。

モデルさんの動きは極少ですが、それでも「実際の受検者とモデルさんとの動きって全体的にどうなの?」という疑問が湧いた時、一見していただくにはちょうどよい動画内容かもしれません。
備えあれば憂いなし、「なぁんだ、こういう流れなのね」と腑に落ちていただく参考動画になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。ご参考になれば幸いです。

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