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【1級着付け技能士】モデルのヘアメイクと髪飾りはどうする?あえて「何もつけない」私の合格戦略

1級着付け技能士の実技試験対策・モデルのヘアメイクと髪飾りをあえてつけない合格戦略 モデル対策
1級着付け技能士の実技試験対策・モデルのヘアメイクと髪飾りをあえてつけない合格戦略

1級着付け技能士の実技試験に向けて、着付けの練習が佳境に入るころ、漠然と頭をよぎるのは「モデルさんのヘアメイクと髪飾りをどうするか?」という問題ではないでしょうか。

「試験だし、華やかにした方がいいの?」「プロ並みのセットが必要?」と不安になりるかもしれません。私は気がかりでした。
今回は、私が実際の受検で採用したモデルさんのヘアメイクと、あえて「髪飾りを使わなかった」戦略的な理由についてお話しします。

公表されていることは「自由(結ぶこと)」のみ

まず、『受検者からの「よくある質問」を記載したので参考にしてください。』を確認しましょう。『よくある質問』には以下のように記載されています。

Q.モデルの化粧 ヘアセット等はしなければいけませんか?
A.モデルの化粧、ヘアセット、髪飾り等は自由です。(髪が長い場合は結んでください。)

この「自由」という文言が全てです。
コンクール等であれば、トータルコーディネートとしてヘアメイクも採点対象になるかもしれませんが、これはあくまで「着付け」の技能を測る国家検定です。正しい情報としては、過度な装飾が必須というわけではありません。

私が「髪飾り」を不使用にした最大の理由

私は不合格だった年も、合格した年も、モデルさんの髪飾りは一切使用しませんでした。

最初からつける考えがなかったのは、「採点対象外だと捉えていたから」というのが一番の理由ですが(※もしかしたら微細な印象点はあるかもしれませんが、公式には明言されていません)、結果的にこの「髪飾りなし」という選択が『〇』だったと本番で痛感する出来事がありました。

本番直前の「焦り」という魔物を排除する

実際の受検日、受付の順番で待機している時や、開始前に会場で準備を行っている際のことです。
何気なく周りを見ると、モデルさんの髪飾りの位置や角度を、直前まで気にして手直しされている受検者の方が数人いらっしゃいました。

当然のことだと思います。せっかく綺麗にセットしたのだから気になりますよね。
でも、それを見た瞬間、私は「自分が『気になる要素』を採用しなくて本当に良かった!」と安堵したのです。

ただでさえ極度の緊張状態にある試験会場です。正直、そんな(着付け以外の部分に気を取られる)余裕は全くありません。「髪飾りが落ちてこないか」「曲がっていないか」と気を揉む手間や精神的負担は、私には不要でした。
試験中のメンタルを100%「着付け」だけに集中させるためのリスクヘッジとして、髪飾り不使用は『〇』だったと確信しています。

【写真あり】合格年のモデルさんのヘアスタイルとメイク

ご参考までに、こちらが合格した年のモデルさんのヘアセットです。
(※横からの写真は受検後のご褒美ランチ時のものなのでやや崩れ気味ですが、本番はこのような仕様でした)

モデル髪型例1(真後ろからの写真)
モデル髪型例1(真後ろからの写真)
モデル髪型例2(横からの写真)
モデル髪型例2(横からの写真)

ヘアセットのポイント:徹底的に「邪魔にならない」こと

モデルさんは胸下まであるロングヘアで、毛量は普通でした。
受検中にヘアセットが乱れたり、着付けの動作の障りにならないよう、徹底的にコンパクトにまとめました。

  • 両サイドからネープ(うなじ)までしっかり編み込む
  • 後頭部(後頭骨のあたり)でやや高めにまとめる
  • 「ゆるふわ」は崩れるリスクと作業の邪魔になるため避け、かちっと系で固定する

髪飾りがない分、編み込みアレンジをしっかり目に取り入れることで、少しは華やかさがプラスされるかな……という淡い期待もありました(笑)。おそらく、これは採点対象では全くありません。
結果的に、受検中に髪の毛が落ちてきて困るような事は全くなく、合格にも至りましたので、このヘアスタイルで『〇』でした。

メイクのポイント:マスク着用を前提に

受検時は、受検者もモデルさんもマスク着用がルールでした。
そのため、モデルさんのメイクは全体的に薄目に施しました。もともと眉が薄い方だったので、アイブロウパウダーを載せて自然に整え、アイメイクもふんわりと優しく仕上げる程度にとどめました。

美容師さんが多い日、そうでない日

私が受検した日は平日の水曜日でした。そのため、火曜日休みの多い美容師さんの受検者は少し少なめだったかもしれません。

一般的に、美容室が休業日にあたる月曜日や火曜日の受検日だと、モデルさんのヘアセットもプロ並みに美しくまとめ上げ、立派な髪飾りをつけていらっしゃる方が多い……という経験談も耳にします。

周りが華やかだと焦ってしまうかもしれませんが、大丈夫です。
髪飾りをつけているモデルさんも、私のように髪飾りなしのモデルさんも、どちらもいらっしゃいます。「自由」だからこそ、ご自身の受検姿勢(着付けへの集中力)に障らないスタイルを選ぶことが一番大切です。

会場で目を奪われた、もう一つの『〇』

実際の試験会場を見渡すと、髪をまとめないショートヘアのモデルさんもいらっしゃいました。
また、お着付けに障らない程度の長さなので、「単に後ろで一つに結んでいるだけ」というモデルさんもお見かけしました。

そんな中、私と同じく「髪飾りなし」だったにも関わらず、とても強く印象に残っているモデルさんがいらっしゃったのです。

その方のヘアスタイルは、一髪の乱れもない見事な「夜会巻き風」で、ビシッと美しく決められていました。
一受検者として何もない立場でそこに立っていた私でも、思わずハッと目が留まるほどでしたから、「きっと直接の採点対象外だろうけれど、仕上がりのバランスや見た目の印象値は上がるかもしれないな」と思ったものです。

もちろん、ヘアセットや、そして髪飾りの内容や有無で、採点の優劣が大きく変わることはないはずです。
ただ、「全く影響がないはずです」とは公式に発表されていないため、ここで断言してお伝えすることは控えますね。

実際の受検会場の光景を振り返ると、「無駄な装飾を削ぎ落とし、ベースの髪を極限まで美しくまとめる」というアプローチもまた、実技試験における立派な戦略であり、間違いなく『〇』なのではと学んだ瞬間でした。

まとめ:ご自身の「一番集中できる形」を選んで

周りが華やかだと焦ってしまうかもしれませんが、大丈夫です。
プロ並みのヘアセットに髪飾りをつけているモデルさんも、私のように髪飾りなしのモデルさんも、そして一髪の乱れもない美しいヘアセットのモデルさんも、会場には様々いらっしゃいます。

「自由」だからこそ、ご自身の受検姿勢(着付けへの集中力)に最も良い影響を与えるスタイルを選ぶことが一番大切です。

これから受検される方は、ぜひ「試験中の自分が一番着付けをしやすい(気が散らない)モデルさんの状態」を優先して、ヘアメイクを考えてみてくださいね。

ご参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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