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【1級着付け技能士】実技試験の検定委員対策!「家族の横やり」が最強のメンタルトレーニングになる理由

1級着付け技能士の実技試験対策。着物や袴姿で風船を持つ複数人の足元から胴体までの写真を背景に、「【1級着付け技能士】実技試験の検定委員対策!『家族の横やり』が最強のメンタルトレーニングになる理由」と書かれたブログアイキャッチ画像。 受検記

1級着付け技能士の実技試験に向けて、日々タイム測定や美しい手順の練習に励まれていることと思います。

ですが、本番の試験会場には、普段の静かな練習環境には存在しない「最大のプレッシャー」が存在します。それは、すぐ間近で一挙手一投足を見つめてくる「検定委員の先生方の厳しい視線」です。

今回は、見えない事柄への漠然とした不安(怖さ)を少しでも払拭していただくために、私の実体験に基づいた「ちょっと変わった検定委員対策」について綴ります。

モデルを務めた娘からの「正直な感想」

先日、不合格時と合格時の2度にわたり、私の本番モデルを務めてくれた娘から、当時のこんな話を聞きました。

『お母さんは「終わった後のオシャンティランチを楽しみに考えていてね」って言ってくれてたけど……こっちは緊張して、周りなんて全然見えてなかったよ。
周りが見えだしたのは、お母さんがシート(衣装敷)を片付け出した時だよ。お母さんが早くて、その後に周りの人も片付け出したもん。それくらいになって、やっと周りを見られるようになったよ。』

不合格時と合格時、2度の1級着付け技能士検定モデル経験があるお方から具体的ご意見頂戴すると、深くないかもけど、体験談はぐっとくるものがあります。

この言葉を聞いた時、私は受検前の練習時から頭の隅っこに留め置いていた、ある事柄とリンクしました。それが今回のテーマである「家族の横やりの有用性」です。

練習初期:うっとうしい「家族からの横やり」

文字に起こすとたいそうな事柄の響きに聞こえそうですが、はい、大したことございません。ですが、検定委員対策には大いに有用だと捉えております。

理由は、あくまで私の実体験に基づいた事柄からです。大いに鼻で笑っていただける程度の内容です。

不合格年の練習初期。私がボディ相手に練習していると、夫や子どもたちは容赦なく語りかけてきます。いつもの口調で日常のささやかな事柄を問うてきたり、家族にとっては着付けの練習が日常的な風景ではないため、珍しそうに周りを取り囲んであれこれと観察してモノを言ってきたりします。

全ては悪意のない、家族のやりとりの一部です。

しかし、練習がいよいよタイム測定を伴うようになると、その家族のやりとりは強烈な「ノイズ」へと変わります。
焦っている時に限って話しかけられるため、明らかに私が苦渋の顔をし、時には舌打ちをして家族を敬遠してしまいたくなるほど、うっとうしい雑念へと繋がっていきました。

家族の変化と「意外な効果」

私が繰り返し同じ練習をほぼ毎日行い、タイム測定に必死になっている姿を見て、じきに家族も察してくれました。声掛けのタイミングも、私がタイム計測をしていない時へと変わっていきました。

そして合格年。受検日が近づく頃の練習では、必死すぎる私の様相に、もはやおちゃらけた言葉を発する家族はいませんでした。
その代わり、こんなことを言ってくれるようになったのです。

「(起坐(きざ)の姿勢でおはしょりを整えている時、)靴下の裏側が薄くなっているのが見えたよ。そんなところ(身だしなみ)もチェックされるかもしれないから、新調しなきゃね」

私が受検本番でも履く予定だった黒色の5本指ソックスに対する、冷静で的確なアドバイスでした。さらりと良き言葉をのこしてくれるようになっていました。

本番のメンタル強化に一役買った「雑念耐性」

振り返ってみれば、練習当初から「家族からの横やり(雑念)」というノイズに揉まれていなかったら、本番での私は、検定委員の先生方の動きや視線に対して、必要以上に萎縮し、懸念してしまっていたかもしれません。

娘の証言の通り、本番の会場は、周りが見えなくなるほど緊張の空気が張り詰めています。検定委員の先生方は常に間近にいらっしゃり、受検者の所作を徹底的にチェックされています。時折、ふっと先生方の気配を背後に察する瞬間もあるほど、ずっと見られています。

それでも私が、その視線に必要以上に飲み込まれることなく、なんとか合格域の内容に整えることができたのは、「周りから見られながら、ノイズ(横やり)の中で手を動かす」という環境に、日常の練習を通じて耐性ができていたからだと考えています。

まとめ:見えないプレッシャーを想定して練習しよう

普段の静かな生活や一人きりの練習環境からは、本番で検定委員の先生方が職務を徹底的に行われているあの特異な光景は、想像し難いものです。

もしご自宅で練習されているなら、ご家族がテレビを見ているリビングの隅など、あえて「少し雑念が入る環境」や「誰かに見られている環境」でタイム測定をしてみるのも、本番に向けた立派なメンタルトレーニング(検定委員対策)になります。

本記事を綴る大元のきっかけ作りをしてくれた、モデルの娘に感謝します。

これから受検される皆様が、見えないプレッシャーに負けず、本来の力を出し切れるよう応援しております。
ご参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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