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【1級着付け技能士】落ちて当然レベルから一転合格!「注意事項通りにすれば合格する」の本当の意味

1級着付け技能士の実技試験に関する公式公示内容 受検記

人生で初めて1級着付け技能士を受検しようと、大真面目に3回1セットの対策講座を申し込んだ初日のことです。

「正直、何に気を付けたらいいか全くわからないんですよね……」
暗中模索の状態で、ご指導くださる先生に問いかけたところ、こんな言葉が返ってきました。

『あのね、これ(注意事項)届いたでしょ?これ通りにすれば通るから。暗記するくらいに読んで。
帯結びも載っていたでしょう。あのまんまにすればいいの。』

これを聞いた当時の私は、正直「……よくわかりません」と、まったく腑に落ちていなかった記憶があります。

「注意事項の丸暗記」が招いた初年度の不合格

少し言い訳をさせてください。

当時の私としては、「注意事項通り」と言われても特別感のある記載は見当たらず、帯結びを「図の通りに」と言われても、平面図を立体に展開する想像力が乏しすぎました。
そのため、先生の仰る言葉の真意が微塵も理解(学習)できていなかったのです。

それでも、当時の私の検定合格への道筋は「この対策講座の受講のみが確実な一途」と捉えていたので、ちっとも腑に落ちていないまま、言われた通りに注意事項を読み込みました。
「暗記するくらいに」との言葉通り、すらすら丸暗記とはいかないまでも、規定の寸法などは必死に暗記しました。

しかし、帯結びに関しては「この通りに」と言われても再現性が低く、何度もこれまでの記事に登場している不合格へと突き進む迷走をし続けました。

結果は、初年度、不合格。

不合格から合格へ。「暗記」から「落とし込み」への転換

そして次年度、私は合格を手にします。

不合格年の経験を経て、次年度の私が注意事項を軽んじたかというと、それは真逆です。
しかもこの頃には、「注意事項は受検年によって、記載内容が微細に異なる」という事実を察知していました。
そのため、前年度(不合格年)の注意事項の記憶を頭からすっぱりと放り出し、新たに手元に届いた最新の注意事項だけに専念して読み込みました。

不合格だった年は、なんだか「本当に暗記しよう」というスタンスでしたが、合格した年は「忘れない程度に、時折しっかり読み込む」程度にしました。
ただし、毎回の練習時には必ず注意事項を開き、傍らに置いて練習しました。

「あ、きた」手ごたえを感じた瞬間

「注意事項通りにすれば合格する」。
そんな大げさな、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、ご存知のように私は相当不器用です。不合格年の迷走度合いもかなりの勢いで突っ走っております。
そこから合格に至るための「基(もとい)」は、やはり注意事項のみでした。

その基を徹底して、所作や服装、技術へと「自分自身に落とし込んでいった」のです。

合格した年、受検前の練習時に、ふと「あ、きた」と自分でつぶやくくらいに手ごたえを感じる瞬間がやってきました。
落とし込みが定着し始めたその頃、私の仕上げた着付けは、注意事項に載っていた『中振袖(前)・中振袖(後)』の図にしっかりと近づいていたのです。

結論:注意事項通りにすれば合格する、は本当です

1回目で見事合格された受検者の方の感想で、「簡単でした」というお声を聞くことがあります。
それはもしかすると、注意事項通りに正確に行った結果「シンプル(簡単)だった」ということなのかもしれないと、今は感じます。
私自身は決して簡単ではなく「難しい」と思う側ですが、合格までのアプローチ自体は、実はいたってシンプルだったという捉え方もできます。

世に出回っている公式な検定情報が極端に少ない中で、この「注意事項」こそが、我々受検する者が確固たる情報として信頼できる全てが集約されたものなのです。

「注意事項通りにすれば合格する」は本当です。
しかも、注意事項は受検年によって微細な違いがあります。

ご自分が受検する際にお手元に届く最新の注意事項を、徹底的に読み込んでください。
それはひいては、誰にも盗まれることのない「確実な合格への布石」となります。

ご参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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