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【1級着付け実技】試験会場のトイレ事情と、検定委員の前で私がやらかした大失態

【1級着付け技能士】試験会場のトイレ事情と、検定委員の前で私がやらかした大失態のイメージ画像 受検記

「トイレは絶対に入場前に済ませる」

しごく当然の言葉から始まります。
今回の記事は、当初「皆様、大いに笑ってくださいね」という箸休めのつもりで書き始めました。「あはは、ないわぁ。まずこんな事起こり得ないわぁ」と、サクサク流し読みしていただく内容を目指していたのです。

ところがどっこい。事実は小説よりも奇なり、とはよく言ったもので、最近私の身近で「プロでもこんな信じられない事が起こるのか…」という恐ろしい事柄がありました。

「するってぇと、私が初受検でやらかした『あの失態』も、私にとっては猛省しきりの恥ずかしい話だけれど、人様にとっては気を引き締めるための良いストッパー(教訓)になるのでは?」と思い直し、少し真面目なトーンを交えて本記事を綴ります。

公式ルールのおさらい:トイレ・ロビーでの着替えは絶対NG!

まずは、毎度おなじみの注意事項から、トイレについて触れられている事柄を抜粋しますね。

モデルに和装ブラジャーを着用させる場合、会場入り前の着用(自宅等)は可能ですが、会場のロビー・トイレ等での着替えは禁止です。
会場のロビー・トイレ等での着替えは施設側からの禁止事項でもあるため厳守してください。守らない場合は受検が出来ないこともあります。

公式で明記されているトイレに関わる事柄は、こちらのみです。「そりゃそうですよね」という内容です。

ここから、わたしが初受検(不合格だった年)でやらかした、トイレ事情をお話ししますね。

【実話】不合格の年、私がトイレでやらかした大失態

試験開始前の待機時間中、会場のアナウンスで「トイレに行かれたい方は、この時間で行かれてください」というような案内がありました。

それを聞いた前半、私は「大丈夫かな」と思って座っていました。
しかし、急に「念のため精神」が発動し、少し遅めのタイミングでトイレに行くことを決意したのです。時間の焦りもあり、すでに履いてきた靴を脱いで試験開始前の準備をしていた私は、なんと「靴を履かずに(足元は5本指の黒ソックス姿のまま!)」会場すぐ横のトイレに向かってしまいました。(この迷走度合いが、不合格年の余裕のなさを物語っていますね…)

そして、トイレへ向かう扉を開けました。

目の前に広がっていたのは、黒系のお洋服をお召しになった検定委員の先生方が、一堂に座していらっしゃる光景でした。

私、もう引くに引けません。そのままトイレに行き、その検定委員の先生方の目の前を、裸足で往復する運びとなりました。

『はだしで……』

横を通る時、確かに先生方のこのお声が聞こえました。
もう、恥ずかしさで顔から火が出そうでしたが、すぐさま心に浮かんだのは「あ、落ちる理由できたな」という絶望感でした。

試験時間外の事柄なので、おそらく採点には直接関わらないと思われます(その時は必死でそう願いました)。公式に発表されていない以上、断言はできません。ですが、公表するまでもない「一般社会通念上のマナー」ですよね。

振り返ってみれば、「いや、そんな光景、まずないわ私…」と自分でも呆れてしまいます。
もちろん、翌年の合格年の私は、決してそのような行いは致しませんでした!!

言葉にすると大いに笑い話になる、トホホなお話です。「皆さんはお気をつけくださいね」と笑って締めくくろうと思っていたのですが、ここに一つ、恐ろしい話を添えさせてください。

「プロでもあり得る」左前着付けの重大インシデント

下記は、私が直接関わったわけではありませんが、注意喚起として伝え聞いた事柄です。

  • お客様からいただいたクレーム内容:
    「男性着物の前合わせを、左前(逆)に着付けてしまった」
  • 対応:
    重大クレーム事案として、全額返金、全ての写真の修整、さらに解決金をお支払い。

えっ!?と思いましたよね。皆さんもそう思うはずです。
「いやいや、ないよこんなこと。そもそも左前になんてしないし、できないよ」というのが、私のファーストインプレッションでした。

だけど、これは実話なのです。
お金をいただいて着付けている以上、プロの方であることは当然なのですが、さらに恐ろしいのは、その方が「決して初心者ではなく、長く現場に立たれているベテランだった」ということです。私はこの話を聞いて、ゾクッとしました。

試験当日は「微細な行動」すべてを味方に!

同時に、自分の受検時のトイレ事情(裸足事件)を思い出しました。

「自分は大丈夫」「慣れている」と調子に乗っている時、あるいは極度の緊張で周りが見えなくなっている時こそ、一般社会通念上行ってはいけないようなミスを、無意識のうちにやってしまう恐れがあるのです。

不合格だった年の私は、決して調子に乗っていたわけではなく、余裕が皆無だっただけですが、端から見れば「あり得ない行動」をしてしまいました。今でも「あれは絶対にやっちゃいけない行動だった」と自覚しています。

受検当日は、ご自身の微細な行動の一つひとつを、すべて「自分の味方」につけるお心持ちで臨まれてください。振る舞い、マナー、心の余裕、そのすべてが合格へと繋がっています。

そして、受検が終わった後に、ちらりと頭の片隅で本記事が浮かんで「やっぱり自分はあんな失敗しなかったわぁ!」と、すぐに一笑していただけたら最高です。

拙い経験ではありますが、私がやらかしてしまった例を挙げさせていただきました。皆様のご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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