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【受験記】1級着付け技能士実技試験当日のリアルな流れ|2025年12月受験レポ

1級着付け技能士実技試験当日のリアルな流れ 受検記
1級着付け技能士実技試験当日のリアルな流れ

こんにちは、めいりんやの堀内美鈴です。

今回は、私が2025年12月に受験し、合格した「1級着付け技能士 実技試験」の当日の流れを、記憶が鮮明なうちに記録しておきます。

これから受験される方にとって、当日のシミュレーションは不安を消す一番の材料になるはずです。「こんなハプニングもあったんだ」と、私の失敗や焦りも含めて参考にしていただければ幸いです。

受験概要

  • 受験日:2025年12月17日(その年最後の実施日)
  • 時間:午前実施(開場 10:10 / 開始 10:30)
  • 会場:全理連ビル9階
  • モデル:娘(親子で挑みました)

本当は午後受験希望でしたが、指定されたのは午前。受験票には「希望通りでない場合があります」と記載があり、その通りになりました。 私はかなりの心配性なので、何度も何度も日程を確認して当日を迎えました。


【朝〜会場入り】余裕を持ちすぎてマックへ

7:00|モデルのヘアメイク・最終確認

自宅にてモデル(娘)のヘアメイクを開始。 髪は髪飾り無しの編み込み低めまとめ髪にヘアセット。髪飾りの手直しをされる方もいたので、髪飾り無しで無難だったかもしれません。「和装ブラジャー(パット無し)」の着用を再確認し、前日に完璧にパッキングしたキャリーケースと共にいざ出発。

移動中、娘のモチベーションを上げるため(そして私の緊張をほぐすため)、「試験が終わったら、ちょっとお高めのおしゃれランチ予約してるからね。楽しみに行こう!」と約束。これ、親子受験では結構大事なポイントです(笑)。

9:00すぎ|会場最寄り駅に到着

電車遅延などのトラブルがあっても間に合うよう、開場時間の1時間前には最寄り駅に着くスケジュールを組みました。 Googleマップで調べたとおり、駅を出ると会場はすぐ近く。入り口の場所だけ確認して、まだ時間が早いので階下のマクドナルドへ。

親子でかなり軽めの朝食(お腹がいっぱいになりすぎないように)をとりつつ、カフェタイムで心を落ち着かせました。

10:15頃|会場フロアへ

開場時間を少し過ぎた頃に9階へ上がると、既に大勢の方が! でも、「時間はたっぷりある」と認識していたので焦りはありませんでした。待ち時間にトイレを済ませ、モデルのヘアメイク崩れがないか最終チェックをして受付を待ちます。


【入室〜準備】まさかの指摘で冷や汗

受付後、事前に掲示されていた座席表で自分の場所を確認し、スムーズに移動。 ここで「失格」にならないための最重要アクション、スマホの電源を完全OFF!(モデル・受験者ともに)

準備開始(靴下で歩く!)

「荷物を置いてください」のアナウンスに従い、会場横の指定場所にキャリーケースなどを置きます。 そこから自分の区画までは靴を脱いで、靴下で歩いて戻ります。 その後、キャリーケースからまず「たとう紙」を広げるところから準備スタートです。

モデルの娘には横で待機してもらいました。周りのモデルさんを見ると、ヒートテックを脱いでインナーは和装ブラのみになっている方もいらっしゃいました。 ちなみに娘の当日の服装は以下の通りです。

【モデル当日の服装】

  • インナー:首周りが広いヒートテック(下に着たまま脱げるもの)
  • 服:前開きのワンピース

ここから先は、事前配布された書面の流れ通りに進みました。


【実技試験】当日の詳細フロー

(検定委員による試験の説明10分)

「足を崩して良い」「体調の悪い方は遠慮なく申し出てください」など、お気遣いいただくアナウンスがありました。

持参品及び服装の点検のための準備 5分

衣装敷として持参した、受検規格内に畳んだ風呂敷の上に小物、風呂敷の上とは別に、たとうしに直接 長襦袢とお着物を置きました。配列は通路側にL字型にしました。たとうしは与えられた枠内2m+2mの中に、180cm+180cmの1枚物を2/3程度使用するよう折って敷きました。

(検定委員による受検者の持参品及び服装の点検20分)

ここで私は、検定委員の先生からご指摘を受けてしまいました…。 理由は、「衣装敷に全て収まるよう、外に出していた着物と長襦袢を衣装敷の上に移動させること」。

持参品点検が終わった後、「衣装敷の上(枠内)に道具をまとめてください」という旨のアナウンスがあったかもしれません。または無かったとしても、衣装敷の役目は?と問われれば、おのずとあるべき状態は導かれますよね。あったかもしれないアナウンスを聞き逃してしまっていたのか、私は広げたままにしていました。 周りの皆さんはしっかり衣装敷の上にまとめ終わっており、私だけが後手に回った状況。 「減点対象かも…!?」と一気に危機感が募りまくった瞬間でした。

ちなみに、私の当日の服装はこんな感じです。

  • 上:無印良品の白シャツ(ボタン全留め・INする)
  • 下:ユニクロの黒パンツ+茶色のベルト
  • 足:黒の5本指ソックス
  • その他:ピアス等のアクセサリーは皆無

周りを見渡すと、白シャツ以外(グレー)やニット素材の方、シャツをインしていない方もいらっしゃいました。ただ、ピアスなどの装飾品は皆さん外されている様子でした。

モデルの着替え10分

ここで一つ、アナウンスで耳を疑う出来事が。 「足袋はモデルに履かせても、履いてもらってもよい」というような説明があったのです。

「えっ!? 足袋は絶対に受験者が履かせるものじゃなかったの!?」 と驚きましたが、私の認識通り、その場では私がモデルに足袋を履かせて準備しました。(想定外の事柄に順応できない私は練習通りに致しました。) 周りのモデルさんは、ほとんどが浴衣着用。お一人だけ白いガウンの方がいらっしゃいました。

(検定委員によるモデルの補整の点検5分)

補整として認識された方もあったようで、指摘を受けた受験者がその場で補整となったものを取り除く対応をされていました。

補整、長襦袢着付けのための準備 5分

さほど皆さん時間を取られることなく準備を終えられていました。 モデルさんが脱いだ浴衣ですが、きっちり「本畳み」されている方もいましたが、私は背中心でざっくりと畳んでくるくるまとめる感じで畳みました。

補整、長襦袢着付け 15分

始まります。私とモデルはお互いに「お願いします」と本当に軽く挨拶。会場の空気が一気に熱を帯びて動き出したのを感じました。

(検定委員による採点10分)

足を崩してよいと言われても、正座して待ってしまう私でした。でも痺れると後の動きに響くので、時折足を崩したりしながら待ちます。

着物着付け、帯結び(草履まで)25分

再度、モデルとお互いに一礼の軽め挨拶。 練習中にいつも自分につぶやいていた言葉があります。

「負けない、ひるまない、よどまない、進め」

試験中、時折頭の中でこの言葉をぐるぐると唱えながら手を動かしました。 他の受験者の方も視界に入りますが、リズムを崩されないよう、自分のエリア内とモデルだけに「全集中」

時間のアナウンスはかなり頻繁にあります。 「10分経過、残り15分です」の後は、残り5分、3分、1分、30秒(少し記憶が曖昧ですが)と、刻一刻とカウントダウンされます。

モデルに草履を履かせ、たとう紙を畳むと、周りからも畳む音が聞こえ始めました。「周りも終わっているな」と少し意識が外に向きましたが、ラスト5分間は最終の詰めに意識を戻しました。

「終了」のアナウンスと共に、モデルからパッと手を離します。 ふと気づくと、すぐそばに検定委員の先生が立っていらっしゃいました。 (後から娘に聞くと、「先生、すっごい近くでじーっと採点してたよ」とのこと。気づかなくてよかったかもしれません…笑)


【試験終了】猛スピードで撤収

(検定委員による採点25分)

採点の間、受験者は靴を履いて会場外へ出されます。 外の椅子で無言の待機。 しばらくすると、中から「モデルの方は前の人に連なって歩いてください」という指示と共に、歩行審査の足音が聞こえてきました。このことを事前に知っていたので、モデルの娘には 練習中 幾度かお草履で歩く練習も同時にお願いしていました。

この時間、直前の自分の動きを思い出しては「あそこ、大丈夫だったかな…」「もっとこうすれば…」と猛省モードに入ります(笑)。何にって、きっといろんな全てに・・・

会場の開場と挨拶

会場が開かれ、検定委員の先生方が退出されます。 その時、待機していた受験者たちから自然と「ありがとうございました」というお礼の声が上がりました。 張り詰めた空気から解放され、全員が先生方への感謝と敬意を示した瞬間でした。礼を尽くしたい、そんな時だったかもしれません。

写真撮影と片付け

入室を許可されると、片付け、退室時間、写真撮影は、会場外で、ご自身のモデルのみ撮影と受検終了のアナウンスがあり、お礼の挨拶を済ませると、急ぎ会場外へ。 急いで娘の前後姿を撮影し、近くにいらした受験者の方にお願いして、親子での記念写真も撮っていただきました。(あの方、本当にありがとうございました!)

ここからは時間との戦いです! 退場時間まで全く余裕がないので、「こんな片付け方したことない!」という勢いでキャリーケースに一式を詰め込み、慌ただしく会場を後にしました。


最後に

13時半頃。 娘から「モデル目線で見えた試験中の景色」を聞きながら、約束のご褒美ランチへ向かいました。 終わってみればあっという間でしたが、準備から片付けまで、一瞬も気の抜けない濃密な時間でした。

これから受験される皆様。 ハプニングや焦りは必ずあります。でも、準備さえしっかりしていれば、手は動きます。 私のこの体験が、少しでも当日のイメージトレーニングのお役に立てれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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